カラダを温める

体の健康を維持するには、ばい菌やウイルスから体を守る「免疫機能」と、成長ホルモン、消化に関わるホルモン、性ホルモンなどの分泌を司る「ホルモン機能」が正常に働く必要があります。

この2つの機能は、人間の体温と深い関わりがあります。
健康といえる体温は、36.5~37.0℃です。この体温が1℃下がると免疫力は3割落ち、体温が1℃上がると免疫力は5~6割アップします。

ホルモン機能は年齢を重ねることでも低下していきますが、体温が低くなると血流が滞り、必要量のホルモンが分泌されず、バランスを崩してしまいます。こうして男性ホルモンや女性ホルモンが低下していくと、更年期障害や鬱病の原因となってしまうこともあります。

体温が下がるとさまざまな健康障害を招くことになってしまうのです。血行が悪くなり、酸素や栄養分が体中に行き届かなくなると、細胞の代謝や回復が遅くなり、健康を維持するのが難しくなります。
こうしたことから、体を温めることは健康づくりの基本とも言えます。

体を温める方法は工夫次第でいくらでもありますが、まずは体を冷やす原因から排除することが大切です。体を冷やす原因となってしまう飲食物はできるだけ避けると良いですよ。

〈精製された食物〉
白米、白砂糖、小麦粉などがあたります。精製された食物は、食感や味を高めますが、必要な栄養素が削がれています。玄米、黒砂糖などに切り替えると良いですよ。

〈夏野菜〉
夏に採れる野菜には水分がたくさん含まれていて、体を冷やす働きがあります。現代では冬場でも手に入りますが、冬には冬の食材を活用することをおすすめします。